鹿児島県南九州市の小学校で、お茶への理解を深めてもらおうと、児童らによるお茶の種植えが行われました。

轟木康陽記者
「一面に広がる茶畑ですが、始まりはこの小さな種を植えることからなんです」

南九州市頴娃町の粟ヶ窪小学校で始まったのは「種から育てるお茶づくり」プロジェクトです。

3、4年生の総合的な学習の時間で行われているもので、児童たちがお茶を種から育てることで、地域の特産物であるお茶への理解を深めてもらおうという狙いがあります。

まず、児童たちは初めて見るというお茶の種の形や色を観察しながらスケッチしていきます。

そして、その種を鉢の上に三角形になるように並べて植えていました。

児童
「楽しかった」
Q.お茶は好きですか?
「はい。味とか苦みとかがあるところが好き」

粟ヶ窪小学校・吉満昭代校長
「世界にひとつだけのお茶になる、自分だけのお茶になるということで、きっと、ずっとずっと大切に関わってくれると思う」

今回、植えた種は2カ月半ほどで芽が出て、2、3年後には、お茶の葉を摘めるようになるということです。

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