福井市役所では29日、福井市の西行市長とフリマアプリ大手「メルカリ」の担当者が、市に持ち込まれた粗大ごみの中からまだ使うことができる子ども用の一輪車やギターなど20点を出品しました。

西行市長は「粗大ごみには再利用できるものがたくさんある。循環型社会の実現につなげていきたい」とあいさつしました。

メルカリを通じて販売した商品は配送せず、市の収集資源センターに受け取りに行くことが購入の条件となっていて、売り上げは、資源回収を進める取り組みの費用に充てることにしています。

福井市には粗大ごみの申し込みが年間3万件ほどあるということで今後、出品数を増やすことにしています。

福井市収集資源センターの岡田知子副主幹は「粗大ごみとして、すぐ捨てるのではなく、まだ使えるかどうか考えるきっかけにしてほしい」と話していました。

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