山梨県にある陸上自衛隊の北富士演習場で、20代の男性1人が顔などにけがをして意識がない状態で救急搬送され、その後、病院で死亡が確認されました。

 陸上自衛隊によりますと、30日午前8時ごろ、手りゅう弾の投てき訓練に参加していた隊員が別の隊員が投げた手りゅう弾の破片を受け、死亡しました。

 亡くなったのは、第1普通科連隊第3中隊の山宮拓さん(29)です。

 搬送された病院で午前10時50分に死亡が確認されたということです。

 陸上自衛隊はすべての火器を使用した訓練を中止したうえで、投げた隊員と亡くなった隊員の位置関係など詳しい原因を調査しています。

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