岡山市のデパートの社員が制作した新しいドリルが5月30日に発売されました。それは、子供のコミュニケーション能力などを高めるドリル、母親目線の愛情が盛り込まれています。

販売が始まったのは、「ふかださんの非認知能力ドリル親子の対話で深めるコミュ力」です。制作したのは、現在、5歳の長女の子育て中!天満屋の社員、赤木一恵さん。

社内で新規事業を提案し、実現したものです。非認知能力とは、協調性や忍耐力・コミュニケーション能力など、生きる土台となる力とも言われています。

(天満屋 赤木一恵さん)
「このドリルは私の実体験から生まれたドリルです。私は、娘がいるが、親子でどんな問いかけをしたら楽しくなるかなとか、親子でどんな話をしたら、もっと子供が自分から考えたり、思いを伝えたいという気持になってくれるかなと思って作った」

(竹下美保 記者)
「計算ドリルや漢字ドリルと違って、答えが決まっているわけではないんです」

赤木さんが考えたドリルの問いかけは・・・。

(天満屋 赤木一恵さん)
「今の空って何色?」
「じゃあ、一億年前の空の色は何色?」
「どうしてそう思ったの?」
「一億年前の空の色は何色と聞いたとき、娘は虹色と答えた」
「子供って本当に自由な発想を持っているので、そこを今ならではの答えを受け止め、聞くことで子供が安心して自分の意見が言えるとか、自分で考えるようになる」

生きる力を持った大人に成長してほしい・・・。親の一番の願いです。

(天満屋 赤木一恵さん)
「自分がこういうふうに考えたら、自分なりの答えが出てこういうふうに頑張ればいいんだなということを考えてくれるような子供が増えたらいい」

このドリルは、岡山県内を中心に書店約40店舗で販売されています。

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