岩手県盛岡市では5月31日、工事現場などでのクマによる被害を防止しようと地元の建設会社による研修会が開かれました。

盛岡市の樋下建設では現在(5月31日時点)工事を行っている四十四田ダムで研修会を開きました。

31日はまず農林水産省の被害対策アドバイザーを務める谷崎修さんが講演し、山間部では音を鳴らす対策が重要と説明しました。

このあと参加者は外に移動しクマを遠ざける効果が期待できる花火の発射を体験しました。

またクマ用のスプレーを噴射する訓練では、5メートルの距離までクマを引き寄せてから噴きかけると効果的であることを学んでいました。

樋下建設の工事現場では2023年クマが複数回出没しているということです。

樋下建設の社員
「危険(クマ)が近づいているのに、結構やろうと思ってもおぼつかない」

農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー 谷崎修さん
「実際クマと会うとびっくりするかもしれないけど、前もって情報が入っていれば対応できる可能性は非常に高いと思う」

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