木原防衛大臣は訪問先のシンガポールで韓国のシン国防相と「レーダー照射問題」を巡る再発防止策について合意し、防衛当局間における交流の再開を確認しました。
木原防衛大臣
「長年の懸案であった火器管制レーダー照射事案の再発防止は図られたと判断しておりまして、本日の結果を踏まえて日韓防衛協力交流を活発化させていく考えであります」
再発防止に向けて実務者により部隊間の連絡、意思疎通の強化に関して文書が策定されたとし、木原大臣は「安全は担保される」との認識を示しました。
一方で「日本の主張を変更したわけではない」と述べましたが、事実認定については日韓双方の見解が食い違うことを踏まえ、棚上げとしています。
韓国海軍による自衛隊機への「レーダー照射問題」は2018年12月に日本海で発生し、日本側の抗議に対して韓国側は照射を否定し、両国の主張は平行線をたどっていました。
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