豊かな気仙沼の海を後世につなごうと、川の上流の山に木を植える活動、「森は海の恋人植樹祭」が今年も開催されました。

植樹祭が開かれたのは、気仙沼湾に流れ込む大川の源流部となる岩手県一関市の矢越山です。

2日は、地元住民や全国各地からおよそ800人が参加しました。

この取り組みは、気仙沼湾に注ぐ大川上流にある山に植樹しカキが育つ豊かな海を育もうと気仙沼市の漁師たちが始めたもので、2日が36回目の植樹祭となります。

参加した人たちは、ミズナラやトチ、ブナなどの広葉樹、およそ1100本の苗木を1本1本、丁寧に植えていきました。

参加した人
「自分の植えた木が大きく育つと思うとうれしい」
「きょうだけに限らず普段の生活でも気にすることが大切」

NPO法人 森は海の恋人畠山重篤理事長
「考え方に賛同する人たちに来てもらってうれしい」

主催者によりますと、これまでに植樹された木の数は、5万本を超えるということです。

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