シリーズでお伝えしている「はじめよう防災プラス」。

3日朝も石川県で震度5強を観測した中、3日は非常食について、「普段もおいしく」そして定期的に届く取り組みをお伝えする。

全国各地のおいしさにこだわった、チキンが入ったスープカレーやハンバーグなどのレトルト食品。

東京都内にある会社では、このレトルト食品を非常食として提供するサービスを行っている。

常温のカレーは、水や電気が止まった災害時にも、そのまま食べることができる。

災害時に重要な食料の確保。

その1つに、日常的に非常食を食べ、食べたら買い足すことを繰り替えす「ローリングストック」と呼ばれる備蓄方法がある。

Bimistockでは、「買う」を「届く」に変えたサイクルを実現。

自宅や会社など、登録した場所に3カ月に1回、全国からさまざまな料理が届くため、買い忘れを防ぐことができる。

Bimistock開発者・太齋秀明さんは「自動で届くサービスがあると便利だな、助かるなと思い、こちらを始めるきっかけになった。備えることの中にも楽しみみたいのを見つけて、おいしさも含めて、そういうのを見つけていただけたらな」と話す。

「非常食」を備えている人の割合は4割に満たないというデータがあるが、定期的に届く「おいしい備え」も新たな選択肢になりそうだ。

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