(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時40分現在
◆紫外線対策を
6月は夏至を迎えますが、太陽から地球に届くエネルギーが最も多くなります。
梅雨がない北海道は、日本の中でも晴天率が高く、
緯度が高いため、太陽が出ている時間も長いため、
有害な紫外線から肌の健康を守るために、対策を万全にしてください。
10分程度の外出でも、クリームを塗ったり、帽子や日傘をさしましょう。
特に、農家の方は、外で作業をする時間も長いと思いますが、
皮膚がんの原因にもなりますので、男性の方も、気を付けてください。
◆あす4日(火)の天気・気温
日本海側やオホーツク海側は、午前中は日差しが強いでしょう。
午後は、雲が増え、夜は山沿いを中心に雨が降りそうです。
道南や太平洋側は、一日を通して、低い雲に覆われるでしょう。
予想最高気温は、札幌で19℃、旭川22℃、函館・帯広17℃です。
◆札幌の夏日日数
今年の札幌は、4月15日に史上最も早く夏日を記録しました。
ただ、1日限りの暑さで、5月に入ると、むしろ低温な日が多く、
夏日は5月18日だけの1日で、平年の半分でした。
なかなか、夏らしくなりませんが、
今週後半からは連続して最高気温が25℃以上の夏日が続くようになりそうです。
◆札幌の10日間予報 4日(火)~13日(木)
5日(水)は雲が多く、最高気温でも15℃と、寒の戻りとなりそうです。
6日(木)から週末にかけては、気温が上昇し、
8日(土)の予想最高気温は27℃です。
週明けにかけても25℃以上で、4日連続の夏日です。
YOSAKOIソーラン祭りや北大祭は、暑さの中での開催となりそうです。
◆全道の週間予報 4日(火)~10日(水)
今週は全道的に気温変化が大きくなりそうです。
5日(水)は、肌寒く、網走は最高気温でも9℃です。
週末は、一転して、夏本番の暑さで、
道東の内陸部では、30℃以上の地域があるかもしれません。
暑さへの備えを進めておきましょう。
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