全国で相次いだクマによる人身被害を受け、環境省は16日、国の交付金を用いて捕獲できる指定管理鳥獣にクマを追加したと発表した。

捕獲も含めた個体数の管理や、出没対応の訓練などを交付金の支給対象とする方針。

市街地で猟銃を使用することを禁止している現在の鳥獣保護管理法の改正も検討していくとしている。

2023年度のクマによる人身被害は198件、被害に遭った人は219人でうち6人が死亡した。いずれも統計のある06年度以降で最多となっている。

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