中国の天安門事件から4日で35年を迎えたことを受け、林官房長官は基本的人権の尊重などが「中国でも保障されることが重要だ」と強調しました。

林官房長官
「日本政府としては自由、基本的人権の尊重、法の支配は国際社会における普遍的価値であり、これらが中国においても保障されることが重要であると考えておりまして」

 林長官は「我が国の立場について一貫して中国政府に直接伝えてきた」と述べました。

 また、国連の場でも「中国の人権状況に懸念を表明してきた」とし、「引き続き国際社会と緊密に連携して中国側に強く働き掛ける」としました。

 中国政府はこれまで、民主化を求める学生らを武力弾圧した当時の対応を繰り返し正当化しています。

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