血液のがん、悪性リンパ腫を克服した元フジテレビアナウンサーの笠井信輔さんが大崎町で講演し、がんを恐れずに適切な治療を受けてほしいと語りました。


フリーアナウンサー・笠井信輔さん
「フジテレビで33年間局アナをやっておりまして、そのうち20年間は小倉(智昭)さんと『とくダネ!』をやっていました」

「私も小倉(智昭)さんも平均睡眠時間は20年にわたって3時間から4時間」

「働き方、生活の仕方が間違っていたんだなということを、がんになってから反省するような、そんな思いがありました」

笠井さんは2019年、フジテレビ退職の直後にステージ4の悪性リンパ腫と診断され、4カ月半もの闘病生活を送りました。

6月1日、大崎町で講演した笠井さんは副作用を抑える薬のおかげで過酷な抗がん剤の投与に耐えられたという体験を話しました。

そして、「現在は、治療のつらさをやわらげる「支持療法」という医療が進歩しているので、恐れずにがんと向き合ってほしい」と訴え、サインや記念撮影に気さくに応じていました。


講演を聞いた夫婦
妻「主人も(がん闘病の)経験があるので、身にしみて感じました」
夫「マイナスは考えない、プラス思考でということが再確認できましたね」

元フジテレビアナウンサー 笠井信輔さん
「がん経験のことを話して下さる方が何人もいて、(がんは)“国民病”なんだということを、改めて南の鹿児島に来て感じました」

「ストレートに、つらいことは『ここがつらい』『我慢をしない』『先生に伝える』、それが適切な令和(の)医療を受けるコツですので、ぜひとも我慢しない患者さんを目指してください」

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