未来の水産業を担う岩手・宮古水産高校の生徒たちが、約2カ月間の航海実習に出発しました。
生徒たちが乗る実習船「りあす丸」は2024年度で役割を終えるため、今回が最後の遠洋航海になります。
6月5日は、実習船「りあす丸」に乗り組む宮古水産海洋生産科船舶運航コースの生徒8人と、専攻科の5人が出港式に臨みました。
実習船「りあす丸」は2024年度で役割を終え、2025年度からは新しい実習船が使われるため、「りあす丸」での遠洋航海は今回が最後となります。
出港式では実習生を代表して荒川翔さんが決意の言葉を述べました。
宮古水産高校 荒川翔さん
「今回の航海は建造から24年目を迎えた現『りあす丸』による最後のマグロはえ縄実習となります。その航海に乗船できたことに誇りを持ち、船長をはじめ乗組員の皆さんや指導教官の教えを守り、この乗船実習をやり遂げます」
生徒たちはハワイ沖で約2週間マグロはえ縄漁の実習をして、航海と漁業の技術や知識を身に付けます。
「りあす丸」は7月29日に宮古に帰港する予定です。
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