去年、宮崎県内で新型コロナウイルスが原因で亡くなった人の数は606人で、人口あたりの死亡率が全国で最も高かったことがわかりました。

厚生労働省の人口動態統計によりますと、去年、新型コロナウイルスが原因で亡くなったと医師に診断された人の数は全国で3万8080人でした。

このうち、県内の死亡者は606人で、前の年に比べ66人増加。人口10万人あたりの死亡率は58.7人で、全国で最も高くなりました。

また、死亡者全体に占める割合は3.7%でした。

去年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行したことで、毎日の感染者・死亡者の数は把握できなくなっていますが、県の担当者は、「ウイルスがなくなったわけではなく、引き続き場面に応じた感染防止対策をしてほしい」としています。

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