“佐渡島の金山”の世界遺産登録の行方が注目されている新潟佐渡市では、初夏の訪れを告げる花々が咲き誇り、見頃を迎えています。
佐渡市北部に位置する大野亀。
トビシマカンゾウの群生地として知られ、6月9日も見頃を迎えたカンゾウを写真に収める観光客の姿が多く見られました。
5月の強風の影響で半分ほど花の茎が折れてしまいましたが、それでも残った花が鮮やかに咲き誇っています。
また、この日はイベントも開かれ、地元の小中学生や団体による海府太鼓や佐渡民謡などが披露されました。
【福島からの観光客】
「すごくお花もきれいだし、民謡を初めて見た。色んなものが見られて楽しい」
【佐渡両津海府観光協 北澤博満 会長】
「これだけ全国でも規模がない群生地だから少しでも守っていきたい」
トビシマカンゾウは今週いっぱいまで楽しめるということです。一方、大野亀では梅雨の訪れを告げるアジサイも咲き始めています。
【大阪からの観光客】
「とてもきれいでアジサイも咲いていてよかった。大阪から来て、初めて見て貴重な経験になった」
トビシマカンゾウの見頃が終わってからも花を楽しんでもらおうと植えられたアジサイは6月下旬に見頃を迎える見込みです。
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