秋田県横手市の小学生が10日、地域を代表するグルメ「横手やきそば」に欠かせないキャベツの苗植えに挑戦した。

午前中、雨が降った横手市。その雨雲を吹き飛ばすかのように元気な声が畑に響いた。

キャベツの苗植えに挑戦したのは、横手北小学校の3年生77人で、児童たちは掘られた穴の中に丁寧に苗を植えていった。このキャベツは「横手やきそば」の具材になる。

横手北小は毎年キャベツ作りに取り組んでいるが、2023年は猛暑の影響で植えたキャベツの半分以上が収穫できなかった。

2024年は、肥料を多くするなど土作りから工夫している。

児童たちは、「大きくなぁ~れ!」と苗に声をかけながら作業を進めていた。

そして「よくできた。土を押すのではなく、かぶせることを知った」「甘くなるように育ってほしい。横手やきそばに入れてたくさん食べたい」と話していた。

児童たちは8月にキャベツを収穫し、横手やきそばに入れて味わうことにしている。

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