点字を学ぶ出前講座が10日、秋田県大館市の小学校で開かれ、児童が点字を読んだり打ったりして障害への理解を深めた。

点字を学んだのは、大館市の西館小学校の4年生9人。講師は点字ボランティアの浅利明さんで、秋田県点字図書館でさまざまな書籍を点字に直している。

児童は浅利さんから点字の成り立ちや読み方などを学んだ。

浅利さんは「点をどこに何個打つかによって文字が決められている。決められた通りに打たないといけない」と説明した。

ルールを学んだら実際に点字を打ってみる。裏から打つため、文章を読むときとは反対に、右から左に作業を進める。

児童は「点字を打つのが楽しかった」「ちょっと難しいし、今どこまで打ったのか分からなくなるし。点字の本を読んで、もっと点字のことを知りたい」と話し、点字への関心を高めていた。

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