愛媛県のとべ動物園で生まれたあと、東京の動物園で飼育されているアフリカゾウ「砥夢」が5月下旬、アメリカの専門チームを招いて行った牙を抜く手術に日本で初めて成功しました。
アフリカゾウの「砥夢」はとべ動物園で生まれ、2012年11月に繁殖を目指して東京の多摩動物公園に移り飼育されています。
多摩動物公園によりますと、「砥夢」は柵や壁に牙を押し付けるようになり2018年に左の牙が約30センチ折れてしまい、その後に牙の中が壊死して空洞化。細菌の感染のリスクも考え牙を抜く手術をすることを決めました。
この手術は5月22日に行われ、アメリカの専門チームの6人を招いたほか、ほかの動物園などからもスタッフも集まり総勢66人で対応。麻酔したあとに専用の器具を使って牙を引き抜き、処置は3時間35分程かけて日本で初めて成功したとしています。
「砥夢」の健康に異常は見られず翌日から一般公開されています。多摩動物公園は「放置すると最悪の場合、感染症を起こして死ぬ恐れがあった。ホッとしている」と安堵しています。
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