夏本番に向け準備だ。プール開きを前に秋田県大館市の小学校で11日、子どもたちがプール清掃を行い、泥や枯れ葉で覆われていたプールはすっかりきれいになった。

朝から強い日差しが照り付け、夏の暑さとなった大館市。

市内の長木小学校では、プール開きを前に、毎年この時期に児童がプールを清掃する。11日は、3~6年生の児童92人が、周辺に落ちている枯れ葉を集めたほか、デッキブラシなどを使ってプールの壁や底の汚れを落とした。

「結構汚れている。なかなか取れない」とブラシに力を込める児童。

気持ちよくプールを使うためにみんなで作業に汗を流し、泥や枯れ葉で覆われていたプールの底は、すっかりきれいになった。

児童は「みんなと協力できたので楽しかった」「去年よりきれいかなと思ったけど、結構汚かった。楽しくけがなく遊べるようにしようと思って掃除した」「プール自体は好きなので、早く泳ぎたいと思った」と話していた。

2024年は早い時期から暑くなる可能性があるため、学校はプール開きを例年より2週間ほど早める方針で、早ければ来週にもプールの授業が始まる。

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