衆議院東京15区の補欠選挙に、「ファーストの会」の副代表で作家の乙武洋匡氏が無所属で立候補することを表明しました。
ファーストの会 乙武副代表
「私は皆さんと違う境遇を生きてきました。皆さんと異なる景色を見てきました。だからこそ他の方とは違う私にしかできない活動ができるのではないかな、そのように思っております」
乙武氏は先天性四肢欠損の障害があり、早稲田大学在学中に出版した「五体不満足」がベストセラーになりました。
その後、東京都の教育委員などを務めた後、2022年の参議院選挙に無所属で立候補し落選しています。
今回も無所属で出馬しますが、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が設立した政治団体「ファーストの会」の副代表に3月就任し、「政治理念には賛同している」としてファーストの会から推薦を受ける予定のほか、自民党も推薦する方針です。
また、8日午後、共産党は立候補を表明していた小堤東氏の擁立を取り下げることを発表しました。
代わりに、立憲民主党が擁立する酒井菜摘氏を支援します。
東京15区を巡ってはこれまでに日本維新の会の金沢結衣氏、参政党の吉川里奈氏、諸派の飯山陽氏、根本良輔氏、無所属の秋元司氏、須藤元気氏が立候補の意向を明らかにしています。
補欠選挙は4月16日告示、28日投開票です。
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