日本維新の会の馬場代表は来月7日に投開票の東京都知事選挙への独自候補の擁立を見送る方針を明らかにしました。今後の対応については「状況を見守る」としています。
日本維新の会 馬場代表
「なかなかメリットが勝る、プラスの方が大きくなるというような状況にはないというふうに総合的に判断しまして、この独自の候補者を擁立するということについては断念をしたいというふうに思います」
都知事選には蓮舫参議院議員がすでに出馬を表明していて、立憲民主党や共産党、社民党が支援します。
日本維新の会は蓮舫議員に対して「『反自民・非小池都政』が争点で良いのか」と疑問を呈していて、独自候補の擁立を模索してきました。
党内からは都議会議員の経験がある音喜多政調会長などを推す声も上がりましたが、候補者の決定には至りませんでした。
出馬を表明した小池都知事を始め、他の候補者の支援に回るかどうかについて馬場代表は「協議を重ねながら状況を見守りたい」と述べました。
都知事選には蓮舫議員、小池都知事のほか、前安芸高田市長の石丸伸二氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、元衆議院議員の小林興起氏など、これまでに40人以上が出馬の意向を明らかにしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。