中国電力が2024年12月の再稼働を目指している島根原発2号機について、市民グループなどで作る団体が島根県に対して、再稼働しないよう県から申し入れを行うことなどを要望しました。
労働組合や市民グループなど島根県内17の団体で作る「島根原発2号機の再稼働延期の請願をすすめる会」は12日、県に対し要望書と再稼働延期を求める1万1800人分の署名を提出しました。
すすめる会では、能登半島地震に関連する被害や断層について、国任せにせず、県独自で調査を行うことや安全が確認できるまでは島根原発2号機を再稼働しないよう県から中電に申し入れることなどを求めています。

島根原発2号機の再稼働延期の請願をすすめる会・秋重幸邦共同代表:
島根県特有の問題もある。そういうことも含めて調査して、逆に県の方から国に対して、ここが足りてませんとかそういうことを言ってもらいたいというのが私たちの願いだったので、県の答えは物足りない。

応対した県の防災部は、能登半島地震の被害などは国が確認中で、その状況を注視するなどと答えるに留まりました。

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