女性の専用スペースに関する懸念を受け、自民党の保守系議員らは公衆浴場などでの男女の区別について「身体的な特徴」によって判断することなどを盛り込んだ議員立法の骨子案をまとめました。
自民党の保守派議員が参加する「すべての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」がまとめた骨子案では、公衆浴場について浴室と脱衣室は男女で分けて利用し、その区別は「身体的な特徴」によると定めるとしています。
そのうえで、公衆浴場や職場の更衣室など衣服を着けずに利用する施設では、女性が安全に使えるよう警報装置の設置や警備などの対策を管理者に求めています。
一方で、トイレについては管理主体が明確でない場合もあるため盛り込みませんでした。
今後、法案化の作業を進め、次の臨時国会での提出を目指す考えです。
議連は去年6月、LGBT理解増進法が成立したことを受け、女性の権利を守ることなどを目的に立ち上げられました。
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