文部科学省の有識者会議は6月14日、東北大学が世界最高水準の研究力を目指す国際卓越研究大学の「認定水準を満たす」とする審査結果を発表しました。
国際卓越研究大学とは、日本国内の大学の研究論文の減少や質の低下などを改善するため、世界最高水準の研究力を目指す大学を国が認定し支援するものです。正式に認定されれば、国が創設した10兆円規模の大学ファンドの運用益から、最長25年間、年間で100億円前後の助成が受けられるということです。
おととし12月に行われた公募には東京大学や京都大学など10校が申請し、去年8月、東北大学が第1号の認定候補に選ばれていました。
文部科学省の有識者会議は14日、東北大学が「認定基準を満たす」との審査結果を発表し、正式認定される見通しとなりました。
審査結果の発表を受け、東北大学の冨永悌二総長は「日本をけん引する研究大学として、最終的な認定に向けて全学一丸となって引き続き取り組んでいきます」とコメントしています。
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