静岡県御前崎市の浜岡原発の1号機と2号機で進められている廃炉作業の状況を確認しようと、原子力規制委員会が6月14日に現地調査を行いました。

中部電力は浜岡原発の1号機と2号機を2009年に運転終了し、工程を4段階に分けて廃炉作業をしており、現在は2段階目で原子炉周辺設備の解体が進めらています。

原子炉の解体を含む3段階目は国の認可が必要で、原子力規制員会は審査の一環で現地調査に入り、現在の作業の様子や今後の手順などを確認していきました。

原子力規制委員会・田中知 委員:
第3段階までくると炉心領域なので放射線レベルが高い。中部電力は放射レベルや解体の方法も考えて対処、対応しようとしていることは分かった。

中部電力は2042年度に浜岡原発の1・2号機の廃炉作業を完了させる予定です。

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