県北地域の保育現場の現状や、保育士の育成・確保を今後どうするかなどについて確認しようと短期大学と自治体が意見を交わしました。

保育学科がある佐世保市の長崎短期大学で開かれた意見交換会には県北や佐賀県などから11の自治体が参加しました。

少子化や若者の人口流出などの影響で、保育士を目指す学生も、実際に職に就く人も年々減っていて、保育業界では人材の確保が課題となっています。

意見交換会は今回初めて開かれ、参加した自治体からも「保育士の確保が難しく、慢性的に不足している」などという声が相次ぎました。

川棚町の担当者
「すでに特に新規の0歳児、1歳児の受け入れが厳しい状況、保育士の確保対策はもちろんだが、少子化傾向の中で施設が継続しやすい環境も課題」

大村市の担当者
「新たに保育士を生み出さないと、ちょっと数が足りない、独自で勉強して保育士試験を受けていただく、そういった方々の応援をするような講座を開催して資格を取得して頂く」

参加者は今後の保育人材の養成・定着などについて、連携や役割を確認しました。

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