静岡沼津市の精神科病院に入院しその後死亡した男性の遺族が、男性が死亡したのは病院側の不適切な対応が原因だったなどとして損賠賠償を求める訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは2021年10月に「ふれあい沼津ホスピタル」に入院し約2カ月後に死亡した男性の遺族です。

訴状などによりますと、亡くなった男性は脳梗塞による後遺症の治療で入院していた際に重度の床ずれを発症し、その後 転院先の病院で床ずれが原因とみられる急性肝不全で死亡しました。

遺族は、男性が亡くなったのは病院側の不適切な対応が原因だったなどとして、18日に約5500万円の損賠賠償を求め病院を提訴しています。

遺族:
なんでこういう死に方をしなければならなかったのか、本当にあの病院を選んでごめんなさいという気持ち

また、遺族は院長を業務上過失致死などの疑いで刑事告訴しています。

ふれあい沼津ホスピタルでは2021年に当時の看護師と准看護師がそれぞれ別の患者に暴行したなどの罪で略式命令をうけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。