初夏に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる「ニッコウキスゲ」が、小国町で見ごろを迎えている。

小国町では、道の駅に隣接する横根スキー場の斜面を、雪のないシーズンにも観光客が楽しめるようにと、「花広場」として整備を進めている。
2020年から2年かけてユリ科の高山植物・ニッコウキスゲを約7000本植え、除草などの手入れを続けた結果、毎年花の数が増え続けている。

6月から7月ごろにかけて花を咲かせるニッコウキスゲ。
町によると、今年は雪が少なかった影響で、例年より約1カ月早く、5月上旬から花が咲きだし、今は広場のいたるところでオレンジの花が可憐に咲いている。

(小国町産業振興課・遠藤愛主査)
「ニッコウキスゲは凛と立っている姿がとても美しい。何度も訪れてもらうとまた違う花が咲いていて、ある程度長い期間楽しめる。何度も遊びに来てもらえたら嬉しい」

「花広場」のニッコウキスゲの見ごろは7月初めまでで、秋には同じく植栽整備したリンドウの花が楽しめるという。

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