東京工業大と東京医科歯科大は19日、今年10月1日に統合して発足する新大学「東京科学大」の初代理事長候補に、東工大科学技術創成研究院の大竹尚登院長(60)が決まったと発表した。任期は10月1日~2028年3月31日。別に大学総括理事(学長)を置くことも明らかにした。
文部科学省によると、名古屋大と岐阜大を傘下に持つ東海国立大学機構など、複数大学を運営する国立大法人に理事長職が置かれた例はあるが、単一の国立大が設置するのは初めて。
大竹氏は神奈川県出身。2010年に大学院理工学研究科の教授に就任し、副学長や科学技術創成研究院の未来産業技術研究所長などを歴任した。(共同)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。