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 19日、岸田政権で初めてとなる党首討論が行われました。野党からの退陣要求に対して岸田文雄総理大臣は「私は四面楚歌(そか)とは感じていない」と答弁しました。

■党首討論で岸田総理反撃

政策活動費について この記事の写真 立憲民主党 泉健太代表
「政策活動費はなかなか表に出せないというお金だと思っているから、今回も10年後の公開なんていう話になっている。国民の皆さん全く納得してませんよ」 透明性を高め信頼をしっかりと得るため… 岸田総理
「政策活動費についても、透明性を高め信頼をしっかりと得るために二重三重に様々な仕掛けを作って制度を作った、こういったことであります」

 お互いに質問できる党首討論という舞台。総理も皮肉たっぷりに切り込みます。

総理「“禁止”と言いながらパーティー開いておられる」 岸田総理
「私は決して御党がこうやって“禁止”を言いながら、実際パーティーを開いておられるとか、あるいは労働組合等から献金を受けているとか、こういったことをあげつらう場ではないと思っておりますが」
「政治にはコストがかかる。どんな立場の若者でも志があれば、政治を志すことができる。お金がなくても政治を志すことができる」

 泉代表は、パーティーの継続問題には触れず、こう反論しました。

泉代表
「金集めですごい人たちばっかり集まってやっているから、普通の国民は入れないんですよ。そこを分かってもらわなきゃ。だって総理、2億円集めてるんですよ。広島1区で誰が戦えますか、そんなんで。集めすぎなんですよ、あなた。そんなに集めて、みんなにまねしろ、できるわけないじゃないですか」

 野党からの退陣要求に岸田総理の反論は。

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■退陣要求にも岸田総理反論

■退陣要求にも岸田総理反論

政治資金規正法の改正案 泉代表
「総理、ここで判断いただく時が来てるんじゃないですか。解散をして、国民に政治資金規正法の改正案がいいのか悪いのか、ぜひ総理、国民に信を問おうじゃないですか」 岸田総理
「様々な課題に取り組んでいき、結果を出していく。これに専念をしていかなければならない」 馬場代表「内閣総辞職して総理を代えて」 日本維新の会 馬場伸幸代表
「岸田内閣、万策が尽きていると思います。もはやこれまで。あした、あさっての間に内閣総辞職して総理を代えてください。責任をもって仕事ができる総理にバトンを渡してください」 総理「全力を注ぐ」 岸田総理
「退陣のご要望でありますが、今先送りできない課題に専念する、私としてはそれに全力を注いでまいります」 国民民主党 玉木雄一郎代表 国民民主党 玉木雄一郎代表
「総理はいま四面楚歌じゃないですか。政治に対する信頼を回復するために今一番やらなければいけないのは、総理が潔く職を辞してリーダーとしての責任をしっかり果たすことではないですか」 総理「四面楚歌だと感じてない」 岸田総理
「私自身は四面楚歌であるとは感じておりません。経済も安全保障もエネルギーも、あらゆる課題において結論を出していく、この強い覚悟をもってこれからも臨んでいきたいと考えております」 立憲 内閣不信任決議案を提出へ

 党首討論の後、立憲民主党は臨時の役員会を開催。20日、衆議院に内閣不信任決議案を提出することを決めました。

(「グッド!モーニング」2024年6月20日放送分より)

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