政治資金問題で、自民党を離党した世耕弘成議員に、近畿大学の理事長を辞任するよう求めて、教授らが会見を開きました。

自民党の参議院幹事長だった世耕弘成議員は、おととしまでの5年間で、派閥からのキックバック総額1542万円を収支報告書に記載しなかったとして、「離党勧告」を受け、離党しました。

これを受け、世耕議員が理事長を務める近畿大学の教職員らが、辞任を求める5万人以上の署名を集め、大学に提出しようとしたものの、大学側は受け取りを拒否しています。

【近畿大学文芸学部 阪本洋三教授】「一番大きな問題は(署名を)理事長側が受け取らないと言ったこと。多くの良識のある方々の声を、世耕理事長には真摯に受け止めて、聞いていただきたい」

教職員らは、引き続き署名を受け取るよう理事長側に求めていきたいとしています。

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