森屋官房副長官は中国海警局の船1隻が沖縄県尖閣諸島周辺の領海に侵入し、日本の漁船に近付こうとしたため中国側に厳重に抗議をしたと明らかにしました。
森屋官房副長官
「中国海警局に所属する船舶が尖閣諸島周辺の我が国領海に侵入したことは誠に遺憾であり、受け入れられないものであります」
森屋副長官は20日午前8時54分ごろに中国海警局の船1隻が尖閣諸島周辺の領海に侵入し、日本漁船1隻に近付こうとする動きを見せ、約2時間半後に退去したと説明しました。
海上保安庁の巡視船が中国船に対して退去要求や進路規制を繰り返し行うとともに、日本の漁船の周りに監視船を配備して安全を確保したということです。
森屋副長官は「このような活動は国際法違反だ」として、外交ルートで厳重に抗議をしたと述べました。
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