関東甲信などが6月21日に梅雨入りし、まもなく北陸も梅雨入りするとみられていますが、今回は雨の日に欠かせない傘のトレンドや長持ちさせる方法を取材しました。
新潟市中央区本町通で半世紀以上続く「とみやま洋傘専門店」。5代目の富山善夫店長に最新の傘について聞きました。
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「これはちょっと変わっていて、クロス骨。骨はグラスファイバーで柔軟があり、風に強い。折れにくい」
一般的な傘の骨に交差させる形で骨を追加し、裏返りにくい設計になっていて、風の強いでも安心です。続いては…
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「これは非常に工夫されていて、濡れたあと、皆さんのご迷惑にならないようにケースがついている」
水滴が周りにつかないよう、伸縮自在の専用ケースが付いた傘。
【真保恵理アナウンサー】
「傘をさしたあと、車に傘を入れるときに周りが濡れることがありますが、これだとカバーをして、水滴を周りにつけずにしまうことができますね」
溜まった水はケースの先端から出すことができます。さらには身を守るためのこんな傘も…
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「夜道は暗くなると怖い。ましてや雨が降っていると非常に危険なので、最近こういった傘が出ている」
【真保恵理アナウンサー】
「一見普通の傘ですが…ライトがつくんですね。光りました!」
傘の内側にLEDライトを内蔵した、その名も「アンブレランタン」。自ら光ることで周囲に存在を知らせることができます。
また、傘を長持ちさせるために必要なのは…
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「手入れは、陰干しが必要」
濡れた傘は廊下などで乾くまで干すことで長持ちしますが、富山店長は傘をしまうときにも注意をしてほしいと言います。
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「皆さん、畳むときに傘の持ち手を持ってしまうが、そうすると大事な骨が寄ってしまう。そうすると壊れる原因になる。必ず露先を持ってください」
少しの工夫で長持ちさせながら、お気に入りの傘とともに雨の日を楽しむのもいいかもしれません。
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「“こんなときは安い傘”、“デートするときはこの傘”とか、色んな傘を用途に応じて使ってほしい」
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