名古屋市は、就学前の医療的ケア児がいる家庭の支援で、2025年度中に保護者同士のつながりや悩みを共有できる子育てサロンを開設する方針を示しました。

 市は6月24日の市議会本会議で、就学前の医療的ケア児がいる家庭の支援として、保護者同士のつながりや悩みを共有できる子育てサロンを開設する方針を示しました。

 2021年に医療的ケア児支援法が施行されて以降、市は保育所などに看護師を配置して31人のケア児を受け入れるなどしていますが、子育てサロンでは在宅でケア児を育てる家庭も等しく支援を受けられます。

 就学前のケア児とその家族が利用できる子育て施設の開設は名古屋市では初めてで、市は体制や場所などの検討を早急に進め、2025年度中の開設を目指すとしています。

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