岩手県滝沢市の小学校で4月17日の朝、登校中の男子児童と登校指導にあたっていた女性教諭がアナグマにかまれました。2人のけがは軽いということです。
住本結花アナウンサー
「学校の裏手には山もあり、周辺は自然が多い地域です。児童はこの通学路を歩いていたところ、学校の目の前でアナグマに襲われました」
17日の午前7時半ごろ、滝沢市外山の滝沢小学校の前で2年生の男子児童と30代の女性教諭がアナグマにかまれました。
学校によりますと男子児童は指2カ所に、女性教諭は足首に傷を負いましたがいずれも程度は軽いということです。
2人にかみついたアナグマは、体長50センチほどで成獣とみられます。(写真提供:滝沢小学校)
学校では当時の状況について「通学路にいたアナグマが男子児童に急にかみついた」「女性教諭がアナグマを制しようとしたところ、続いてかまれた」と話しています。
アナグマはその場で別の教諭が捕獲し、その後地元の猟友会に駆除されたということです。
アナグマの生態について盛岡市動物公園ZOOMOでは「通常は人から逃げるが、パニックに陥ると襲いかかってくることもある。タヌキなどと同様、県内各地に生息しているので遭遇したら刺激を与えないでほしい」と話しています。
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