福岡市東区の海の中道海浜公園で動物たちのベビーラッシュです。

可愛らしい赤ちゃんの姿を取材しました。

50種類の動物が暮らす福岡市の海の中道海浜公園では、春先から6月下旬がちょうど出産と子育ての時期です。

園内に入ると、6月17日ごろから3匹が次々と生まれたリスザルの赤ちゃんが、母親の背中にしっかりとしがみつき、時々、おっぱいを飲む姿も見られます。

また、好物のゆで卵を頬張る母親の背中には、5月に生まれたフサオマキザルの赤ちゃんがぴったりとくっついていて、微笑ましい母子の姿を目にすることができます。

そして、今年は3年ぶりにカンガルーの赤ちゃんも産まれていました。

◆ディレクター
「お母さんカンガルーの袋から足が出てるんですよ。時々ゴソゴソしていて、もう少しで顔を見せてくれそうなんですけどね」

足や耳はときどき見え隠れしますが、取材をつづけているとー

◆ディレクター
「あ、あ!顔を出しました!貴重ですね」

この赤ちゃんの誕生日を飼育員に聞いてみると…

◆海の中道海浜公園・飼育員 土居聖史郎さん
「未熟な小さい状態で生まれてくるので、私たちも正確には分からないけど、大体、生まれてから5~6カ月して袋から初めて顔を出した日が5月27日なので、その日が誕生日。推測だけど去年の12月頃に生まれたのではないか」

7月下旬ごろになると、頻繁に顔を出すようになるそうです。

一方、ムシャムシャとエサを食べ、愛嬌をふりまいているのは、3月生まれのポニー。

園では初めての人工授精で生まれました。

母親と一緒にエサを食べたり、後をついて回ったりと、まだまだお母さんが恋しいようです。

◆海の中道海浜公園・広報 山本樹さん
「お母さんに寄り添っている姿など、他の時期では見られない特別な時期なので、そういった姿を楽しんでもらえれば」

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