熱戦が続く岡山県高校総体。6月23日まで倉敷市で行われた水泳では、注目の姉妹らが圧巻の泳ぎを見せました。

女子の注目は中村姉妹の妹、倉敷古城池2年の中村美羽(みう)。100メートル平泳ぎでは2023年の鹿児島国体で岡山県記録を樹立し、少年女子Bで全国制覇を成し遂げました。

23日の県高校総体、決勝でも力を示します。

序盤から頭一つ、抜け出した中村美羽。ラストの15メートルでギアを上げることを意識したという今回のレースで、1分10秒06をマークし、自身が持つ大会記録を更新。22日に大会新記録を出した200メートル平泳ぎに続き優勝を果たしました。

(倉敷古城池2年 中村美羽選手)
「去年の自分より上がって大会新出せたのは、うれしかったです。今年の目標は全国大会(インターハイ、JO、国スポ)で優勝することなので、それに向けてこれからもっと頑張っていきたいです」

同じく倉敷古城池3年、姉の中村陽菜(はるな)は100メートル背泳ぎ決勝に出場しました。レース後半でテンポを落とさず、自己ベストに近い泳ぎができたという中村陽菜は、1分6秒01をマーク。200メートル背泳ぎに続き、優勝しました。中村姉妹はともに出場したメドレーリレーでも優勝を飾っています。

(倉敷古城池3年 中村陽菜選手)
「今年、良いタイムを出して1位になれてうれしいです。どんどん自己ベスト更新していき、標準記録などを切れるようになって全国大会に臨みたいです」

男子の注目は、関西2年の杉莉音(りおん)。出場した100メートル自由形決勝では、満足のいくレース運びが出来なかったと言いますが、51秒81をマークし、優勝。杉は、今大会、リレーを合わせて5つの種目で優勝を果たしました。

(関西2年 杉莉音選手)
「あまり良い記録が出なかったので、インターハイまでにもっと調子を伸ばして、タイムを残して優勝を狙いたいです」

各種目、上位8人がインターハイの切符を懸け、7月20日から島根で行われる中国高校選手権に出場します。

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