愛媛県が生産量日本一の柑きつ「河内晩柑」を使った飲料を、伊方町の企業と県と愛媛大学が連携して開発しました。中高年の記憶力を維持する成分が多く「機能性表示食品」に認定されていて、24日から発売されています。

中村知事:
「河内晩柑の搾ったフレッシュなやつにかなり近いです」

知事が試飲した飲料は「オレンジライフおはよう!オーラプテン河内晩柑」。伊方町で食料加工品を製造販売する「伊方サービス」が、生産量日本一を誇る愛媛の「河内晩柑」の果汁を使い、県や愛媛大学と連携して開発しました。

商品名にある「オーラプテン」は、6カ月に及ぶ臨床試験で中高年の人たちに記憶力を維持する効果が確認された成分。この飲料は多く含まれ今年2月末に「機能性表示食品」に認定されています。

中村知事:
「香りが強いんですね。ものすごく飲みやすく仕上がっているここまで味開発したんだ」

伊方サービス・公受弘充社長:
「決して認知の関係で年配の方だけっていうわけではございません。小さい方から皆さんに飲んでいただきたい」

伊方サービスは「機能性表示食品」の届け出に使用した研究結果を、愛媛県内の企業に無償で提供する考え。「河内晩柑の普及に役立てば」と期待しています。

このジュースは県内のスーパーやドラッグストアで24日に発売されています。

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