岐阜県教育委員会が不登校の生徒が不利にならないよう、2025年度の高校入試の内申書から欠席日数を記載する欄を廃止することがわかりました。

 教育委員会によりますと、2025年度の岐阜県内の公立高校の入試から、各高校に提出する内申書のなかの欠席日数や理由を記載する欄を廃止します。

 こうした対応は、東海3県では初めてです。

 岐阜県の小中学校では不登校の児童や生徒が7年連続で増加していて、体調不良でも無理をして登校する必要をなくしたり、ヤングケアラーなどの事情で欠席せざるを得ない生徒が不利にならないようにしたりする狙いがあるということです。

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