山菜採りをしていた札幌市の50代の男性がマダニにかまれ、「脳炎」を発症し、入院していることがわかりました。

 「ダニ媒介脳炎」を発症したのは、札幌市内に住む50代の男性です。

 5月中旬、北海道中央部の山林に山菜採りに入ったところ、マダニに足をかまれ、発熱や手足のしびれを発症。


 6月6日に検査し、24日に感染が分かりました。

 男性は意識障害やけいれん、髄膜炎などの重症で、入院して治療を続けています。

 ダニ媒介脳炎は国内6例目で、いずれも北海道で確認されていて、これまでに40代と70代の男女2人が死亡しています。

 札幌市保健所は山に入る際は肌の露出を控えるよう注意を呼びかけています。

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