7月9日から一般公開されるライオンの赤ちゃん=徳島市のとくしま動物園で(同園提供)

 徳島市の「とくしま動物園」は27日、生後3カ月の雌の赤ちゃんライオンを7月9日から一般公開すると発表した。

 赤ちゃんは、父親レオ(14)=宮崎フェニックス自然動物園生まれ、母親ムーン(5)=広島市安佐動物公園生まれ=の間に4月27日に生まれた。誕生した際は体重2・5キロ、体長35センチだったが、ムーンの母乳を飲んですくすくと育ち、それぞれ5キロ、70センチと倍になった。

 9日は午前10時に獣舎の扉を開け、母ムーン、2022年にとくしま動物園で生まれた姉モエル(1)とともに展示コーナーで放し飼いにする。公開は正午までだが、午前10時半以降は獣舎に戻ってしまう可能性があるという。午後は父レオが代わって登場する。

 赤ちゃんにまだ名前はなく、飼育員が選定した三つの候補名の中から、9~28日に受け付ける来園者による投票で決定する予定。

 開園時間は午前9時半~午後4時半。月曜休園(7月15日は開園し、16日休園)。入園料600円(中学生以下無料)。【植松晃一】

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