福岡の名物といえば天神や中洲の路上に並ぶ「屋台」。
増加する外国人観光客をさらに取り込もうと6月27日から新たな取り組みが始まりました。
◆外国人観光客
「香港から来ました」
◆外国人観光客
「イギリスから来ました。福岡に住んでいる友達から『焼きラーメンを絶対食べて』と言われた」
福岡を訪れる外国人観光客たちの楽しみの一つが「屋台」。
福岡市では天神・中洲・長浜地区の3カ所に100軒以上の屋台が軒を連ねます。
かつてはラーメンや焼き鳥のイメージが強かった屋台ですが、近年はメニューも多様化、年間約119万人が訪れ、経済効果は100億円を上回ります。
福岡ならではの観光資源「屋台」をさらに広めようという取り組みが27日からスタートしました。
その名も「屋台コンシェルジュ」。
福岡の玄関口・福岡空港の国際線ターミナルで外国人向けに屋台をPRします。
このサービスを始めるにあたり、コンシェルジュたちは事前に屋台の歴史を学んだり実際に巡ったりして、屋台への理解を深めてきました。
案内の際には営業場所や開店時間などの基本情報に加えて、地元の人と会話が楽しめるといったおすすめポイントも伝えていました。
Q.屋台で何を食べたいですか?
◆韓国人観光客(2人組)
「天ぷら」
「ラーメン」
◆屋台コンシェルジュ 豊島慶子さん
「フレンドリーでクリーンでおいしくてバラエティに富んでいるので、はしごしながら回れるよ、と伝えたい」
屋台コンシェルジュは全部で7人。
年中無休で屋台の魅力を発信していくということです。
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