愛媛県内は２８日午前中をピークに大雨になる予報になっていて、土砂災害に警戒が必要です。土井麻央佳気象予報士が解説します。
【土井麻央佳気象予報士】
２８日午前９時は、前線上に発生した低気圧が四国付近を通過する予想なんです。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になりそうです。このため雨脚が強まるところがあるでしょう。
２７日午後８時から見ると、夜遅くにかけても広い範囲で弱い雨が降る見込みです。
翌日午前３時頃にかけては雨雲に隙間があるものの、その後は雨が止まず、ピークは
午前３時から午前９時頃になりそうです。
予想される２４時間の降水量は、２８日午後６時までで多い所は１５０ミリの予想。
その後の２９日午後６時までは３０ミリの予想です。
局地的には１時間に４０ミリのバケツをひっくり返したような、激しい雨になる恐れがあります。ピークの時間帯は低い土地の浸水や河川の増水に十分注意をしてください。また土砂災害にも警戒が必要です。
「斜面のひび割れ」「異様なにおい」「湧水が止まる」「濁った水が吹き出す」などの前兆の現象が現れたり危険を感じたりしたら、周りの人と声を掛け合って早め早めに避難するようにして下さい。
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