災害時、避難所での生活が難しい妊産婦や赤ちゃんを受け入れる「周産期福祉避難所」の開設訓練が6月27日、若林区で行われました。
訓練は、仙台市が周産期福祉避難所に指定している仙台青葉学院大学で行われ、教員や助産師などおよそ30人が参加しました。
周産期福祉避難所は災害時、保健師が通常の避難所での生活が難しいと判断した妊産婦や赤ちゃんを受け入れる二次避難所です。24時間体制で助産師や施設職員が妊産婦の健康管理などにあたります。27日は開設から受け入れまでの手順を確認しました。
参加した助産師
「東日本大震災の時に実際、家の近くの避難所に行ったりしていたので、お母さんがこういった場所があるのはいいなって思いながらやりました」
仙台青葉学院大学の教員
「妊産婦さんやご家族の方に少しでも安心して安全に過ごせる施設を提供できるところを目指していければなと思います」
仙台市は現在、6つの大学や専門学校と周産期福祉避難所の協定を結んでいて、19世帯67人を受け入れることができるということです。
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