酒田市の施設に放火したとして逮捕・起訴された酒田市消防団副分団長の男について、消防団は、26日付けで懲戒免職処分にした。
酒田市の市消防団副分団長だった田賀一稀被告は、5月、市の施設に放火した疑いで逮捕され、6月20日に起訴された。
また、市内の別の空き家に放火した疑いで再逮捕され、警察が余罪についても調べを進めている。
田賀被告の起訴を受け、市消防団は6月21日に開いた臨時最高幹部会議で処分の方針を固め、27日に発表した。
(酒田市消防団・鈴木昭団長)
「懲戒免職処分を決定した。処分は令和6年6月26日付けとなります」
また、26日に接見したところ、田賀被告は頭を丸刈りにしてうつむき反省した様子だったといい、処分を伝えると低い声で「わかりました」と答えたという。
これまでの調べに田賀被告は、「仕事や消防団活動でストレスがあった」などと話していて、消防団では今後、団員へのアンケート調査やストレスケアの研修会を実施することにしている。
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