上野動物園にあしらわれたパンダのイラスト=東京都台東区で2022年5月、松井勇人撮影

 上野動物園はジャイアントパンダの双子、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)の近況を26日に発表した。2頭は23日に3歳の誕生日を迎えた。

レイレイ=2024年6月24日(東京動物園協会提供)

 運動量に差が出ないように2頭の飼育場所を定期的に入れ替えているが、最近は気温が高い日が続いていることから一日の大半を冷房の利いた室内で過ごすことも。24日にはジュースなどで味付けした一口サイズの氷をプレゼントした。反応は上々だったという。

 餌はモウソウチク、シノダケなどタケを中心に、副食としてトウモロコシの粉などでつくった「パンダ団子」やニンジン、リンゴを与えている。

 2頭は昨夏から健康管理に必要な動作を覚える「ハズバンダリートレーニング」を続けているが、職員の入れ替わりもあり、今は腕を台に乗せるなどする採血トレーニングを改めて行っている。

シャオシャオ=2024年6月24日(東京動物園協会提供)

 15日の計測でシャオシャオは体重84・3キロ、レイレイは85・8キロになった。【山下俊輔】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。