6月28日、新潟県上越市の小学校で南極について学習する特別授業が行われました。講師を務めたのは、いま南極で隊員に料理の腕を振るっている上越市のシェフです!

28日、上越市の東本町小学校で行われた南極教室!講師を務めたのは、上越市でレストランを営む高木和弥シェフです。

【トゥジュール 高木和弥シェフ】
「隊員のみんなが楽しみにできるような食事づくりを心がけたい」

小学生のころからの夢だった南極地域観測隊の越冬隊の一員として、いまは南極の昭和基地でその料理の腕を振るっています。

この日は約1万4000km離れた南極の昭和基地とオンラインで映像をつないで、事前に児童が送った質問に答えながら高木さんが南極での生活などを説明。

気になるのは南極でどのような料理を提供しているのか…

【トゥジュール 高木和弥シェフ】
「和食・洋食・中華・イタリアン・沖縄料理・カレー、デザートみたいな感じも」

途中で買い物に行くことはできないため、食材は1年分まとめて日本から持ち込んでいると言います。

【トゥジュール 高木和弥シェフ】
「みんなテレビとか見ないので、曜日感覚がおかしくなる。なので金曜日に必ずカレーを作るように、自衛隊と同じようにしている。カレーをみんな楽しみにしているので、頑張って作らなきゃなと思って作っている」

普段の生活と全く異なる環境で料理を作る高木さんの話に児童も興味津々の様子。小学生の頃の高木さんと同じように南極に憧れを抱く児童もいたようです。

【児童】
「将来シェフになりたいので、南極に行ってみたいなと思った」

【児童】
「南極のVTRとか見て、南極に行ってみたいと思った」

大人になって南極に向かう児童がいるかもしれない…そんな期待も膨らむ特別授業となりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。