この催しは沖縄伝統のたこの継承に取り組む地元の愛好家が、毎年、石垣島で開いているものです。
会場となった石垣市南ぬ浜町の人工ビーチには、全国から訪れたたこ揚げの愛好家などおよそ200人が集まりました。
このうち地元の愛好家は、八重山伝統の
▽「八角」と呼ばれる8つの突起が特徴のたこや
▽ちょうの形をして上空で羽根をたたみ糸に沿って手元までおりてくる、「シャクシメー」と呼ばれる仕掛けだこを揚げていました。
また、長崎県雲仙市から訪れた愛好家は「剣舞筝」と、よばれる2本の剣が描かれたたこを揚げていました。
参加した人たちは次々と地域色豊かなたこを揚げて、交流を深めていました。
大阪から参加した男性は「今回で3回目の参加です。石垣島はいい風が吹いて、食べ物もお酒もおいしいし最高です」と、話していました。
また、地元の小学1年生の男の子は「風は強いけどたこ揚げは楽しいです」と話し、男の子の父親は「初めて来ました。風が気持ちいいですね」と、話していました。
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