県内でクマの人的被害が発生したことを受け、福島県が改めて注意を呼びかけている。
7月1日朝、福島市で行われた広報活動では、福島県の職員と警察がクマと遭遇しやすい場所や時間帯を記載したチラシを配り、住民に注意を呼びかけた。市内の男性は「民家の近くとなると非常に怖い感じがしますね」と話していた。
福島県内では6月までに300件を超えるクマの目撃があり、2023年の同じ時期を大きく上回っている。また、6月28日には会津美里町で70代の男性がクマに襲われるなど今年度に入り3件の人的被害が発生している。
福島県では今後もクマが人里に現れる傾向が続くとみていて、中通りと会津地方に8月末までツキノワグマ出没特別注意報を出し、注意を呼びかけている。
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