富士山の山梨県側では7月1日に山開きを迎えました。

人数制限や通行料の徴収が始まる中、吉田ルートの5合目は多くの登山客で混雑していました。

山梨側山開き 登山者で賑わう

竹下昇輝 記者:
富士山・吉田ルート5合目です。山梨県側では7月1日から山開きとあって、こちらには大変多くの登山客が集まっています。

山梨側で7月1日から始まった富士山の夏山シーズン。登山者のスタート地点となる吉田ルート5合目では、訪れた人たちが記念撮影をしたり山登りのための準備をしたりしていました。

登山ゲートのスタッフ:
リストバンドを見せてください。気を付けて行ってらっしゃい

新しく設けられたゲートの前でスタッフが確認していたリストバンド。

山梨県が2024年から設けた2000円の通行料を支払ったことを示す通行証となっています。

また、2024年は1日の登山者の上限を4000人にして、午後4時から翌日午前3時までゲートを閉鎖するなど混雑や弾丸登山への対策をしています。

登山者も規制に理解示す

こうした規制について登山者もおおむね理解を示していました。

登山者:
(通行料について)とてもいいことだと思います。世界遺産を守っていくためには資金が必要だと思いますので、山に登りたい人が協力してそれは担っていくべきだなと

登山者:
(時間や人数について)無謀な弾丸登山とかもあるから、そういうのを規制する意味でも歯止めになっていいのでは

国内だけでなく海外からも登山者が訪れる富士山。

観光への活用とともに資源の保護や登山者の安全確保をどう両立させていくのか模索は続きます。

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